モリサワフォントを効率よく利用できる「FontKeeper」と「GlyphPalette」とは?インストール方法と使い方

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どうも。ノッツです(^o^)/

モリサワフォントを効率よく利用するために「FontKeeper」と「GlyphPalette」というソフトが無料で用意されています。

FontKeeperとGlyphPaletteについてやインストール方法、使い方を説明していこうと思います。

Macを使って説明をしていきます。

Photo by モリサワ

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FontKeeperについて

FontKeeperはフォントを効率よく管理できるソフトです。

モリサワは『仕事に合わせた快適なフォント環境を 手軽に簡単に構築できるフォント管理ツール』とうたっています。

フォントコレクションによる効率的なフォント管理

FontKeeperの最大の魅力はフォントコレクションと呼ばれるフォント管理機能です。

フォントコレクションでは、必要なフォントを自由に集めたフォントコレクションを最大200まで作ることができ、仕事ごとや制作物ごとのフォントコレクションを作成すれば、フォントコレクションのチェックをON、OFFするだけで、作業に合わせたフォント環境を効率よく切り替えることができます。

フォントコレクションの作成例として、モリサワのサイトには以下のことが記載されていました。

  • 仕事ごと、制作物ごとのフォントコレクション
  • 見出し系、本文系のフォントを選別したフォントコレクション
  • 系統別のフォントを集めたフォントコレクション
  • 文字セットごとのフォントコレクション

その他にも以下のこともFontKeeperでできます。

フォント個別のON、OFFが可能

フォントを個別にON、OFFができます。ただ、フォントコレクションを作成しないと、個別にON、OFFができないので不便だなと思います。

フォントコレクション内のフォントは個別にON、OFFができます。複数のコレクションから必要なフォントをONにすることで、特定の作業や一時的な作業のためのフォント環境を素早く構築できます。また、使用しないフォントをOFFにすれば、アプリケーションのフォントメニューに表示されないので、フォント選択、変更にかかる時間を短縮できます。

フォント環境の情報確認

フォントの情報を細かく確認できます。

表示エリアでは、フォントフォーマット、フォントバージョン、フォントファイルの場所、メーカーの情報が一覧表示されます。FontKeeperでフォントを管理することで、フォントファイルを個別に確認することなく、いつでもフォント環境全体の正確な情報を確認できます。

重複フォントの解決(Mac版のみ)

同じフォントがある場合に、そのフォントが知ることができます。

OS内に同一ポストスクリプト名、同一コピーライトの重複フォントがある場合は、フォントライブラリの使用停止フォントの中に「重複フォント」としてフォント情報が表示されます。重複フォントのフォントフォーマット、フォントバージョン、フォントの場所などを確認した上で、作業に必要なフォントをONにすることができます。(但し、システムフォントに同名フォントが存在する場合は、システムフォントが優先されます)

豊富な検索条件で書体検索を支援

自分のイメージに合ったフォントを素早く見るけることができます。

書体検索機能は「書体分類」「イメージワード」「用途」「太さ」などの条件から必要なフォントを素早く検索できます。「イメージワード」の条件では、単語からイメージされる書体を検索でき、制作物のイメージに合った書体を探す場合などに活用できます。また、イメージ表示機能を使えば、検索された書体のイメージをサンプル表示で確認できます。

イメージ表示機能によるフォントのサンプル表示

フォントを一覧で実際にみることができます。候補のフォントから最終的に使うフォントを選ぶときに、比較しながら見ることができるので便利な機能です。

イメージ表示機能は、 一度に複数のフォントをサンプル表示することができ、フォントの比較・確認を使用時に近い体裁で行えます。サンプル表示に使用する文章は自由に変更できるので、実際の制作物と同じ文章にてフォントのイメージを確認できます。  豊富な検索イメージ表示機能によるフォントのサンプル表示

共有機能でフォント環境の統一が可能

一度設定したことを他のPCでも利用することができます。

フォントコレクションは他のPCやMacとWindows 間で共有(インポート/エクスポート)することができ、フォント環境の統一や分業時の効率化に役立ちます。

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GlyphPaletteについて

GlyphPaletteは読めない漢字を簡単に検索することができるソフトです。

モリサワは「読めない文字でも簡単に検索する事ができる モリサワオリジナルのOpenType文字検索ツール」とうたっています。

豊富な検索条件

GlyphPaletteの最大の魅力は豊富な検索条件で、文字を検索できることです。

さまざまな検索項目から簡単な操作で文字が検索できて、読めない漢字でも、部首/画数/読みなどを指定して容易に検索できます。形状部首の項目には、漢字に含まれている文字を入力することで、目的の文字を絞り込むことができます。

その他にも以下のこともGlyphPaletteでできます。

コード入力に対応

JISコード、ユニコード、CID番号を使って、文字を検索できます。

JISコードやユニコードはもちろんのことCID番号にも対応し、素早い検索ができます。

特殊文字セットの文字検索に対応

特殊文字セットに対応した文字検索が実行できます。

任意書体のメニューから「秀英初号明朝 撰」のような特殊文字セットを持つフォントを選択した場合、特殊文字セットに対応した文字検索が実行できます。GlyphPaletteは、2013年新書体対応インストーラより「秀英初号明朝 撰」に対応します。

お気に入りの共有

お気に入り機能を使って、よく使う文字を効率良く使用できます。

お気に入り機能を使って、よく使う文字を効率良く使用することができます。また、「お気に入り」は、別のPC と共有(インポート/エクスポート)が可能です。

Adobe InDesignや文字編集ソフトに入力可能

InDesignや文字編集ソフトに入力することができます。

検索した文字はAdobe InDesignや文字編集ソフトに入力できます。(InDesign対応バージョン:Adobe InDesignCS3/CS4/CS5/CS5.5/CS6/CC)

OpenTypeコードブックが付属

OpenTypeコードブックが付属しており、Adobe-Japan1-6までを収録した文字コードを見ることができます。

インストーラにOpenType コードブックをPDFデータで収録しています。このコードブックはAdobe-Japan1-6 までを収録した文字コード表です。部首で字形を探すことができ、字形情報にはユニコード、Shift-JIS、CID 番号や異体字リストなどの情報が掲載されています。なお、この資料はGlyphPalette の検索結果と一部連動しておりますので、シームレスな確認が可能となっています。

FontKeeperとGlyphPaletteのインストール方法

FontKeeperとGlyphPaletteは、一つのインストーラで同時にFontkeeperとGlyphPaletteがインストールされます。

インストールする前にFontKeeperを利用する際の注意点がモリサワのサイトに載っているので、確認しておいてください。

Mac OS XでのFontKeeperご利用の注意

・OSの制限により、Apple社製以外のアプリケーションで、フォントの使用可能/使用停止の状態がFontKeeperの設定通りにならない場合があります。  その場合は、フォントキャッシュを削除する必要があります。 フォントキャッシュ削除ソフト「fkFontCacheClearTool.app」を使って、フォントキャッシュを削除した後、Mac OSを再起動後、再度、FontKeeperを起動し、フォントの使用可能/使用停止の設定を行ってください。 フォントキャッシュ削除ソフトの使用方法につきましては、ユーザガイドの「フォントキャッシュ削除ソフトの使用方法」を参照ください。

・OSの制限により、FontKeeperの処理速度が遅くなる場合があります。

FontKeeperと他のフォント管理ソフトを併用することはできません。

特にMac OS Xの場合、Font BookがOSに付属していますが、FontKeeperとFont Bookを両方を使ってフォントを管理することはできませんのでご注意ください。 FontKeeperをご利用いただく場合、Font Bookで使用停止(下図参照)にしているフォントはすべて使用可能な状態に戻してからご利用ください。

また、FontKeeperとGlyphPaletteは、MORISAWA PASSPORTのフォントがインストールされていないコンピュータでも利用可能とのことですが、詳しくはモリサワのサイトでご確認ください。

確認して問題がなければ、ここから使っているPCのOSにあったインストーラをダウンロードして保存します。

私のPCはMacのEl Capitanなので、「OS X Mountain Lion(10.8)~OS X El Capitan (10.11)対応版 (zip)」をダウンロードしました。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして解凍します。

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すると、以下のファイルが展開されので、「MORISAWA PASSPORT COLLECTION.app」をダブルクリックして開きます。

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場合によっては以下のように問われると思うので、問題がなければ「開く」をクリックします。

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MORISAWA PASSPORT COLLECTIONについての説明が記載されているので、一読して問題がなければ「続ける」をクリックします。

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使用許諾契約としてエンドユーザライセンス契約書が記載されているので、一読して問題なければ「続ける」をクリックします。プリントしたり、保存することが可能です。

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「同意」するをクリックします。

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「インストール」をクリックします。インストール先を変更する場合は「カスタマイズ」をクリックして設定します。

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「インストール」をクリックすると、場合によってはパスワードの入力を求められますので入力して「OK」をクリックします。

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インストール終了後に再起動が必要との確認が出るので「インストールを続ける」をクリックします。

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「続ける」をクリックするとインストールが始まります。

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しばらくすると「インストールは成功しました」と表示されるので、「再起動」をクリックして再起動されるのを待ちます。

再起動されれば、インストール完了です。

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FontKeeperの使い方

FontKeeperの使い方を簡単に説明していきます。

アプリケーションフォルダ、または、LaunchpadからFontKeeperをダブルクリックして起動します。

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FontKeeperの基本画面です。モリサワのソフトですので、フォントライブラリのところからモリサワフォントとタイプバンクフォントをすぐに探すことができます。

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「書体検索」から自分のイメージにあったフォントを探すことができます。

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フォントコレクションのとこからは、自分の用途に合わせたコレクションを作成できます。

今回は「WEBデザイン用」という名前でコレクションを作ってみました。コレクションは左下にある「+」から作成できます。

あとは、フォントコレクションに入れたいフォントを右クリックして「フォントをコレクションに追加」をクリックすればコレクションに入ります。

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このようにコレクション内にフォントが入りました。

「WEBデザイン用」というフォントコレクションを使いたい場合は、各フォントコレクションの左にチェックボックスがあるので、そちらにチェックを入れます(なぜがスクショには表示されていませんが…)。

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コレクション内でも個別にON、OFFが可能なので、コレクション内で使いたいフォントにチェックを入れることとで、そのフォントのみを使用できます。

その場合は、チェックを入れると、以下の様な確認画面が表示されるので「OK」をクリックします。

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しばらくの間待ちます。

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あとは、使いたいフォントのみにチェックを入れていけばOKです。

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GlyphPaletteの使い方

GlyphPaletteの使い方を簡単に説明していきます。

上部メニューバーにあるキーボード設定のところから「GlyphPalette」をクリックして起動します。

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MacのOSがMavericksの場合は、アプリケーションフォルダ内、または、Launchpad内にある「GP_EnableTool」からパッチのようなものをあてる必要があるようです。

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これを起動すると以下の画面でるので、確認をして「次へ」をクリックして実行させます。Mavericks以外はこれを実行する必要はありません。

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こちらがGlyphPaletteを起動した際の基本画面です。

下にある「検索コード」にJISコード、ユニコード、CID番号を入力して「入力」をクリックすることで、特定の文字を検索することが可能です。

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「漢字・記号検索」のとこからは、部首、画数、音読、訓読などから文字を検索することができます。

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さいごに

Macには、FontKeeperと似たFontBookというフォント管理ツールがはじめから入っています。

正直、MacのFontBookのほうが使い勝手がいいので、わざわざ、FontKeeperをインストールする必要はありません。

FontKeeperはフォントコレクションを作らないと個別にフォントのON、OFFができないので、これが個人的に非常に使いづらいのです。

FontKeeperとFontBookは同時には使えないので、フォントを管理する際にはどちらかを使用する必要がありますが、どっちとも使ってみて使いやすいそうなのを使ってみてくださいね。

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